説明 「昔、ある中学生がいた。その学生は吹奏楽部に入部し、熱心に練習した。その甲斐もあって順調に上手くなっていったが、不幸なことに在学中に重い病気にかかってしまった。学校を長く休み、療養しながら楽器の練習をしていたが、ついに病気は治らず帰らぬ人となった。家族は生徒が使っていた楽
器を見るのがつらくなり、それを寄付してしまう。

その霊は死後もその楽器に執着し取り憑いて、今も演奏しているそうだ……。
その楽器を手にした者はだんだんと演奏が上達していくが、次第に体調を崩していく……。

楽器はさまざまな場所を渡り歩き、今うちの学校にあるらしい……」


この学校には、呪われた楽器というものがあるらしい。
そんな噂を聞いた〔生徒〕たちは調査をはじめ、ある人物から呪われた楽器に関する話を聞けることになった。